面白い贋作を作ろうワーク(2022年6月のテーマ)│K-ART SCHOOL

「贋作って何⁉」
聞き慣れないワードのその説明に、子ども達も興味津々。

意味を知るなり「え!僕たち贋作作るの⁉」と驚く子どもたちに
「本物と見間違えるくらいの作品を作ろう!」とスタート。

今回の題材となる名作、フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』は、大人でも難しい人物画。子どもたちにとっては大いなるチャレンジとなりました。

一生懸命塗り進めるうちに、鼻と目はどこ行った?と言う子も、光と影を捉えると、シュッとした目鼻立ちになり、唇に色が入ると「うわぁ、美人だね〜」とうっとり。

瞳や唇の中の光を描く際は、息を凝らして‘’一点入魂!‘’と言わんばかりの集中力とその眼差しが印象的でした。

青色のターバンにはウルトラマリンの原料、ラピスラズリを思わせる“秘密の仕上げ”を施すと、子どもの目もキラキラ!

最後に今回のテーマ『おもしろ贋作』にすべく工程では、みんなのユーモアをパーツにして完成となるのですが、パーツ作りまで楽しんで完成とした子もいれば、渾身の仕上がりに大満足で「何もつけたくない」「このまま持ち帰りたい」という声もあり、そのままを完成とした子もいました。

子ども達の制作過程を見ていればそれも納得です。

子ども達自身、難しいチャレンジとなった作品でしたが、その分思い入れも強くなってくれた様です。

完成の日に、誇らしげに作品を持ち帰るその姿は、まさに小さなアーティストでした。

 

K-ART SCHOOL 主任 東江さとみ

 

絵が上手に描けるようになる
アート教室ではありません。
子どもたちの自己肯定感を高める
アート教室です。

K-ART SCHOOL は、
民間学童保育の習い事を中心として
スクール展開をしているアート教室です。
民間学童保育の習い事には、
語学や学習系、運動系の習い事、絵画教室
や音楽教室などの芸術系の習い事などがありますが、
「~ができる」というスキルを身につけるもの
「創造性を伸ばす」などの結果が見えにくいもの
という2種類に分類されると考えています。

K-ART SCHOOL は、
親御様にとって「子どもたちの変化が目に見える」
習い事にしたいという思いで開発しました。

2014 年、大手音楽教室の新規事業のリニューアルで
プログラム作り、運営委託、講師養成を担当し、
2018 年にK-ART SCHOOL として全面的に事業継承。
現在では、全国40拠点で展開しています。

◇特徴
◎ 1 ヶ月1 テーマで作品を仕上げます。(月3 ~ 4 回)
◎幅広い創作活動を通じて、達成感があり、本人が納得の
 いく作品を完成させます。
◎対象年齢:5~12歳
 (5歳以下のお子様は、各教室でご相談ください)
◎すべてご用意してますので、持ち物としてご家庭から
 お持ち頂くものはなく手ぶらで通えます。

◇開講スケジュール、受講費用
お近くの教室にお尋ねください。
各教室の定員に対して満席の教室も多いため、
キャンセル待ちになる可能性もあります。ご了承ください。